ホームページ作成って、家を建てるのと似ている

ホームページ作成一式が総額100万円の5年リース契約で、その他にSEO対策費用が月額1万円の5年契約で60万円。

そんな無謀な契約をして作成したホームページは、キャッチコピー、紹介文も小学生レベルの文章でSEO対策も素人レベル。

ある理容室における本当の話。

その話を聞いた時に、なんだかやるせない気持ちになった。


でも、集客や求人などに、それなりの結果が出ているならまだ救いもあるけど、もちろん結果なんて出るはずもなく、もう諦めの境地に達しているのだそうだ。


自分のサロンの魅力や競争優位点を正確に判断する話し合いや行程が含まれていないホームページ作成は絶対に結果は出ない。


ホームページのデザインが良い、写真や動画が綺麗に表現されていたり、スマホ用にレスポンシブル・サイトとして構築されていたりすれば、最先端風に見える。

そして、そんな流行のデザインに表面的に惹かれるのも理解できるけど。


「何のためにホームページを作るのか」

「誰のためにホームページを作るのか」

という基本的な観点から考えていく必要がある。


ホームページは、PC内でのデザイン的な作業が大半だと思われるかもしれないけど、本当はUSP要素からの魅力発掘、競争優位点を見つけるなど、ほとんどの時間はミーティングや会議の時間となる。


ホームページ作成って、家を建てるのと似ている。

土地を見つけて、設計士や建築士と、どんな家を建てたいかとことん話し合う。

そして設計図に起こし、更にその設計図を元に細かなディテールなどを煮詰めていく。

更に内装の話し合いをして、壁紙、家具等を決めていく。

何度も何度も修正を加える。


そして、やっと大工さんの出番になり、柱を立てていく。


ホームページを作る時も、とことん話し合う時間はとても大切。

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